鹿港は台南・萬華とともに清朝時代には港町として栄えた歴史のある街。台湾最古の媽祖廟、辜顕栄氏の私邸を博物館として公開している民族文物館が有名ですが、この建物も県定古蹟として保存されています。日本統治時代の昭和3年に、鹿港信用組合、新高精糖会社、明治精糖会社及び辜顕栄氏などの地元台湾人有力者が資金を提供し公会堂として建築されました。戦後は、国民党政府に接収され中山堂と改称され行政・党施設として、また近年は老人活動センターとして利用されていました。 老朽化したことから大規模改修工事(右は08年1月)が行われていましたが、リニューアルが完了しており各種展示館として生まれ変わっています(左は10年7月)。
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