客家の人々が多く住んでいる台湾北部にある新竹県。5月になると山腹が真っ白なアブラギリの花に覆われる。日本での山桜が咲いている様子に似ている。日本のように花の下で酒を飲み交わすことこそないが、各地から花見客が訪れるという。私は6日にお会いした竹東在住の陳さんに車で清泉温泉(日本時代は井上温泉)に案内してもらった際、咲き乱れる景色を堪能した。なお、この花祭りは行政院の要職を務めた葉菊蘭氏が提唱して始まったとのこと。ちなみに氏の亡夫・鄭南榕氏は国民党独裁の影響が残っていた1989年、報道の自由を守るため官憲が包囲する中で抗議の焼身自殺し、その後の民主化運動の高揚に大きな貢献を果した。福建省出身の外省人であるが、独立の志士として多くの台湾人から尊敬されている。
1 件のコメント:
五月の恋、という五月の雪を扱った映画が
あったですね!
改めてネットで見てみたら、
映画の舞台の方は、
苗栗県三義、 客家の町
のようですね。
井上温泉ですか、、!
一度、行ってみたい
ですね~!!
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