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2011/11/02

賽德克-巴莱(下)を観ました

11月1日、台北・欣欣秀泰影城で8時30分からの賽德克-巴莱(下)を観てきました。9月30日に公開され一ヶ月が経っているので、上映回数は少なくなっているようです。
下編は事件の収束に焦点が当てられ、戦闘シーンが多く、双方が傷つく場面がこれでもかと現れます。一方、セデックの戦士や女たちの心情も良く描写されており、花岡一郎、二郎の自決のシーンも正視できないほど、迫真の演技で秀逸な出来栄えとなっています。

私個人的には、中山清と高山初子(共に日本名)のその後を描いてほしいのですが、このあたりは今回の主題ではないので仕方がない。事件後はもう一本制作してほしいところです。

印象的なシーンとしは、反乱を起こした社出身の中山清は小島源二の子供を助けたことから保護され、「味方蕃」が刈ってきた自らの親族を含む首を彼らに脅かされながらも検番をするところ。その後、高山初子(ビビアン・スーが演ずる)と結婚するわけだけど、観た人は判るかなぁ?

日本での上映をぜひとも実現してほしい。そして、今の日本人が日台100年の光と影の歴史に思いを馳せ、これからの強固な友好関係をつくるためにもぜひとも。いずれにせよ、魏聖徳監督の長年の夢が叶って良かった。

1 件のコメント:

トニー さんのコメント...

ヤフー奇摩でたまたま見かけたのですが、

行ってみたいですね!!

林口 . 霧社街 ( 賽德克 . 巴萊 )

http://tw.travel.yahoo.com/scene/article/78980