本日、九条にあるシネヌーヴォに観にいってきました。
大阪アジアン映画祭の特別招待部門作品です。チョン・モンホン監督作品
舞台は台湾の田舎町。南廻線の枋寮駅が写ったので、たぶん南部の町か?
経済成長を成し遂げた先進国台湾の町並みはまったく出てこないので、台湾のことを知らない人が観たら誤解するかも。映画紹介はサイトをご覧ください。
主人公ウェンシャンをかばう外省人である高齢の校務員が少年の頃、日本の爆撃を受けたと話し、もうすぐ50年ぶりに上海に帰るというから、時代は少し前だと思われる。
話される言語は主に台湾国語だが、耳に優しい口調で、あまり中国語って感じがしない。
母は、女教師から「あなたの発音は台湾人にしたら少し変ね?」と尋ねられ、15年前に中国から(たぶん不法)入国し、高齢の外省人と結婚することで苦労して中華民国身分証を取得したことが明らかにされる。
09映画祭での「停車」も良かったのですが、今次作品もなかなか味がありました。なによりも少年役のビー・シャオハイが良い。
このところ、クロッシング、トロッコなど少年の素晴らしい演技が光る映画が生まれています。
なお、撮影監督=中島長雄は、じつはチョン監督の別名とか。東京国際映画祭でのインタビューで明らかにされています。
3日限りの上映なので、残るのは3月13日(日)19:00のみ
1 件のコメント:
見たかったのですが、さすがに行けませんでした、、、。残念、、、。
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