【講師より】
昨年5月、国民党・馬英九政権が誕生して以来、台湾がすっかりさま変わりしてしまったような印象を受けます。いったいどんなところが変わったのか? そして、これからどうなっていくのか? この問題を考えるにあたって、私が観察してきたこの20年の台湾を振り返ってみようと思います。私は、台湾に関するガイドブックや一般書籍、また雑誌を作ったり、台湾で文学や出版に関する方々と触れ合ったりしてきました。そうしたことから、少し違った観点から台湾を語れないかと思っています。
【講師紹介】
1953年、大阪生まれ。高校卒業以来、東京在住。1988年、東京で台湾人らと知り合い、台湾への関心をもつ。1990年3月、初めて台湾を旅行、以来、台湾への渡航を重ねることになる。1992年、関西大学の故・石田浩教授を代表として日台の友人らと「台湾文化研究会」をつくり、機関誌として「ふぉるもさ」を創刊(7号で休刊)。2002年、まどか出版へ入社、編集長となり、04年から台湾に関する書籍を世に送るようになる。03年、東京在住のまま台湾で発行される月刊「な~るほど・ザ・台湾」編集長となり、台湾へも「出勤」するようになる。06年、「なる台」誌編集長を退任して顧問となり、現在に至る。 執筆した書籍に『ワールド・カルチャーガイド10台湾』(トラベルジャーナル社)など。また、『目で見る世界の国々64 台湾』メアリー・M・ロジャース著(国土社)など、英語や中国語からの翻訳書もある。
0 件のコメント:
コメントを投稿