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2010/04/04

第11回の報告


 

4月3日、第11回目の集いが80人を超える参加者により開催されました。

竹市事務局代表の開会あいさつに続き、特別ゲストの阮美姝さんが、廣瀬さんが二二八紀念館に訪ねて来られたこと、三宅さんは5年前にフォルモサ便りで「二二八事件で消された父を追って」インタビューを受けたて以来の交友を紹介されるとともに、自作の「あぁ!お父さん」の歌を日本初披露されました。

廣瀬さんは、現在は豊礼の湯の経営に携わっておられますが、食品容器メーカー社員として中国現地での地方政府、労働者等とのトラブル処理にあたった苦い経験、台湾での経験を比較紹介することを通じて、この三国関係を考える視点を提起されました。
このことは台湾記でも紹介されています。

三宅教子さんは、1977年、戒厳令下の台湾に台湾人のご主人と4人の子供さんとともに渡台された後、「自由中国の声」の時代に入局して、その後特約社員として番組制作(近年はフォルモサ便り)に携われた経験から多くの日本語世代の人々との出会いを経験されました。とりわけ、昨年4月に放送されたNHK「ジャパンデビュー」に登場した故柯徳三さんとの思い出とNHKの対応に対して強い疑問をなげかけられるとともに、台湾歌壇の紹介の中で和歌を何首か披露してくださいました。
お二人のお話を受け、参加者と意見交換をしました。今回、新たに日台学生会議のメンバーから活動内容の紹介を受けました。今後、若い世代に交流の輪が広がれば良いと思います。
なお、今回の模様はDVD化して、ご参加いただけなかった人にもご覧いただけるように頒布したいと考えています。
画像は、順に会場の様子、阮美姝さん、廣瀬勝さん、三宅教子さん

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