


1月16日午後4時40分台東駅に到着
駅にはピュマさんが待っていてくれた。
日本人である彼はピュマ女性と結婚して台東縣卑南郷泰安村に居住され、仕事の関係から台北と頻繁に往復されておられる。
私は昨年7月台北でのとある晩餐会で知己を得たことから、予め今回の訪問を申し出ていた。
台東には日本人は知本温泉くらいしか来ないこともあり、氏はピュマ原住民文化を多くの人に知って欲しいと応じてくださった。
「ピュマの家交流促進会」と表記された氏の名刺にはそんな思いが反映されている。
最初に村の集会所に案内された。
マレーシアや太平洋島嶼国の集会所を連想する設えで、元旦の豊年祭ほか結婚式会場となるという。
元日前の27、8日から男たちは獲物を採るため数日間、山に入るとのこと。
私たちはご自宅で今年の祭りを記録した映像を見たが、なんとあのアーメイ(張恵妹)が映っている。
実は彼女はこの村出身で氏の奥様の親戚だとか!
陽が暮れ、私たちは遠く太平洋が見渡せる庭に誘われると、奥様のお父君ほか縁者の方も同席された夕食会が始まった。
新鮮な刺身、キョンの肉・スープ、その他心づくしの料理が並べられ、勧められた粟酒を呑みながら女性の踊りを観賞し、更に一同輪になって踊りながら夜は更けて行いった。
ところで、かつて一世を風靡した漫画「こまわり君」(山上たつひこ)で《八丈島のキョン》として紹介され名前は知っていたが、その頭がスープの中から出てきたのにはビックリ。
肉には臭みは無く脂身も少ないもので食べやすかった。
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