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2009/09/26

台湾・武塔に響く「桃太郎さん♪」 の歌声




「サヨンの鐘」は台鉄「武塔」駅(区間車のみ停車 無人駅)を下車し、左側に数分歩くと幹線道路沿いに観光バスが停車する物産店舗が現れる。そこに隣接する公園の中に、保全されている。
時は日本統治時代。風雨の晩、タイヤル少女サヨンは出征する教師の荷物を持ち見送るため、丸木橋を渡ろうとして濁流に流された。その後、「愛国少女」と持ち上げられ、満映により李香蘭(山口淑子)主演映画もつくられた。
また、遭難碑はこの公園から派出所方面に戻り、小学校・鉄道高架の先の集落を抜けたところの川べりには移設・保存されている。碑文の一部が削り取られていることにも台湾の歴史が現れている。
このあたりのことは、「台湾に生きている日本」(片倉佳史著 祥伝社)に詳しい。
宿泊には三枝(みつえ)の家が便利。三枝さんの弟さんの流暢な日本語にホッとするとともに、三枝さんの歌う「サヨンの鐘」に感動します。
下校時に出会った小学生たちは、「モ~モタロさん、桃太郎さん♪」と大きな声で歌ってくれた。今も歌い継がれているようです。

1 件のコメント:

トニー さんのコメント...

台湾シネマコレクションで上映された「練習曲」でも、
このエピソードが取り上げられていましたね!

機会があれば、行ってみたいですね!!