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2009/01/19

台湾人の外登証国籍を「台湾」に!


1月18日(日)午後2時から、東京・靖国会館 偕行の間において、台湾正名決起集会開催された。主催は日本李登輝友の会、台湾研究フォーラム、メール・マガジン「台湾の声」の三者。
在日台湾同郷会と日本台湾医師連合が後援した。
以下の報告は参加した事務局Kが記録したものです。
公式には配信されるメール・マガジン「日台共栄」「台湾の声」をご覧ください。
集会は李登輝友の会小田村四郎会長の挨拶(写真)で始まり、主催団体がそれぞれ問題提起を行った。
最初に、友の会柚原事務局長が「外国人登録の経緯と問題点」を説明。
①「外国人の居住関係及び身分関係を明確ならしめ」(外国人登録法第1条)に違反している。
②台湾人の「台湾と標記して欲しい」との願いを蹂躙する人権無視。
③台湾の帰属に関する政府見解(中華人民共和国の主張を「理解し尊重するが、同意はしていない」)に反している。
④主要国が「TAIWAN」としているため、日本が世界標準からかけ離れている。
⑤標記権限は法務省入国管理局長の取扱要領にあるに過ぎない。
次に、メール・マガジン「台湾の声」林編集長から、
・ 「恨み」は教育で植えつけられるが、「愛憎」は時間をかけて自然と醸成される。
・ かつての母国が台湾人の国籍を中国としていることについて、台湾がいつまでも「親日国」であると思ってはいけない。
最後に、台湾研究フォーラム永山会長が台湾に関する第二次大戦後の国際的な帰属に関して説明した。また、日本の公教育で用いられる地図帳などにおいて、台湾が中国の一部であると認識させるようになっていることも指摘した。
続いて、識者、全国から発言があり、神奈川の活動報告に続き、大阪も求められたため、1月24日にナビオ阪急前で署名活動を行う旨報告した。
決議文の採択を行った後は、引き続き同じ会場で短時間ではあったが、台湾正名に向け参加者の親睦を兼ねた新年会を開催した。

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