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2009/01/16

台湾精糖㈱屏東事業所














二峰圳を後にした私たちは同行されたた王さん(屏東ライオンズクラブ顧問)の紹介により、台湾精糖㈱の屏東事業所に到着。
場内の案内は総務課長の李さん。
台湾も今では砂糖を輸入しているので、広大な敷地にかつての製糖工場の面影は少ない。
事務所棟は日本時代末期の建物で、当時国防色と呼ばれたくすんだタイル貼りの外壁は当時のまま。 レンガ造りの構造物は70mあった煙突の下部のみを保存しているとか。
70mもの煉瓦による積石構造物は優れた設計技術者と施工した職人技がなくては出来ないものだと思われる。
内部に入るとアンコール遺跡寺院の中にいるような錯覚を覚えた。
小さな瑞竹を紹介してもらった。
それは昭和天皇が皇太子時代に訪台された際、当事業所を訪問されお手植えされたものの何代目かを移植されたものとか。
この愛嬌のあるモニュメントは、戦時中にアメリカ軍により落とされた不発弾に背ビレと尾ビレをつけたもの。説明を受けるまで想像もつかなかった。
最後に、小豆入りのアイスクリームをご馳走になった。
(参考) 台湾の製糖工場や発電所には必ずこのようなアイスクリームを製造・販売している。

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