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2008/12/07

佳冬の蕭家





竹田から更に南へ6つ目の駅が佳冬駅 
ここも客家の街で、福建から渡来した先人たちがホーローや原住民のとの摩擦を避けて定住したとされます。
駅から徒歩10分のところにある蕭家は清代からの古跡として有名な建築物。(1860年から20年の歳月をかけて建築されたそうです。)
私がお伺いした日は一般公開日ではなかったのですが、当主の友人・劉さんに同行していただいたおかげで特別に内部を見学することができました。
応対してくださった女性と劉さんとの客家語のやりとりは、ホーロー語とも全く違った語感があり、全く解らないまま、出していただいたお茶を飲みながら聞いていました。
「日本人」はホーロー語で「ジ(リ)ップンラン」ですが、「リップンニン」とだけ聞き取れました。
この建物は騒乱があっても、少々の期間は篭城できるような造りになっており、50もの部屋があり、多くの人々が暮らせるようになっていました。
また、清代からの現在までの家系図が掲示されており、今は日本にも末裔が住んでおられるようです。
画像の紹介
(ちょっとバロック調の正面・回廊の左右に部屋が並んでいる様子・銃は蕭家が日本の領台時に戦った物・猫の出入り口)

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