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2008/12/24

映画「逍遥日記」を観て思ったこと(3)

「この映画で説かれていることが一般論なのか、大陸系も含めた全台湾人に言えることなのか、正直言って私には判断しかねます。が、世間一般で言われる侵略批判とは別に、台湾に日本人が遺したものがあったことを初めて知りました。今までなかった視点でしたので、考えさせられました。」

「台湾という国は、聞かれて初めて自分が何も知らないということに気付かされる近いようで遠い国だったと自覚しました。こういう問題があるということさえ知らなかった自分が恥ずかしいです。」

「台湾と言えば観光のイメージが強く、政治的・歴史的な知識を知っている日本人は少ないと思う。本作品のようなドキュメンタリー映画は意義が大きく、TVで放送されると良いと思います。」

「台湾のお年寄りの方達が流暢に日本語を話すのを聞いて、日本人としてとても嬉しく思いました。しかし、一言では語る事のできない歴史背景があり、とても複雑な気持ちにもなりました。今の日本人にない愛国心・日本精神とても強く感じました。きっと私もその内に入るのかもしれません。けれど、心がとても震え、熱くなり、涙が出ました。日本人としてのアイディンティティーを持つ、日本統治時代の台湾のお年寄りの皆さんのエネルギーを感じ、深く考えさせられました。」

「陳清香さんの言葉「解けない数学」はすべての日本語世代の人達の感情を表しているのだと思います。運命のひとひねりが死ぬまでほどけないでいる人達。それでも前向きに生きていけるのは、日本時代の教育によって養われた人間力だと思います。」

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