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2008/12/05

南部台湾の風景(1)池上一郎博士文庫











この図書館は屏東縣竹田駅(大正8年開設)構内にある倉庫を改造して2001年に開設されたたものです。
なお、竹田郷は客家の人々が多く住む町です。
1943年野戦病院に赴任した池上医師は、戦後日本に引揚げてからも台湾を愛し、台湾人留学生を支援するとともに当地に日本語図書を寄贈されました。
今では蔵書も増え、ボランティアにより運営されています。日本統治時代に青少年期を過ごした多桑(トーサン)世代だけでなく、日本語を学ぶ若い世代も集っています。
なお、従来は池上博士の誕生日の1月16日に周年祭が開催されてきましたが、来年第8回周年祭は1月10日(土)に予定されており、現在のところ、フォーラム関西事務局も参加する予定です。
文庫について、詳しくはホームページ「台湾の近代化に尽くした日本人」をご覧になってください。




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